Jonathan Shimony  -just how precious life is-





【Live-I】2009-8-20 (Thu) → 2009-8-29 (Sat) ※日祝は休廊です。
<<オープニングパーティー>> 8/22(土) 16:00-19:00

 -私は、視覚表現での隠喩を通し、観客がその人なりの意味を持つことのできる「形」や「もの」をつくることを目指しています。作品の中で、溶けて半透明に見える動物たちは現代の人間を象徴し、それらが暴力と有害なものに汚染された環境に追い込まれている様子を描いています。宇宙の無限の力の前では、人間の存在自体がとても脆弱なものだと思えます。
それゆえに、皆さんが作品の解釈をするおおもとに、生きとし生けるものすべてに儚さと無常があり、今生きていることがいかに大切なことであるのかを心を込めて伝えたいと思っています。 (ジョナサン・シモニー Jonathan shimony)


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【作家略歴】

1964年米国マサチューセッツ州、ボストン生まれ。ハーバード大学にて美術を専攻、1987年同大学視覚・環境研究学部を首席で卒業。同年ルース奨学金を得て日本に留学、東京芸術専門学校にて斉藤義重、飯塚八朗に師事。1989年ボストンに戻り、マサチューセッツカレッジ・オブ・アートにて1991年に修士号を取得。母校ハーバード大学カーペンター・センターにて教鞭を取り、1994年フルブライト奨学生として渡仏、パリ市内にある公立デュペレ美術学校にて芸術活動をスタートする。
 以来、現在に至るまでパリに在住して活動を続けており、定期的にアジア、アメリカそしてヨーロッパにて作品展を開いている。
現在、アメリカン・ユニバーシティ(パリ)にて准教授を、パーソンズ・パリ・スクール・オブ・アートアンドデザインにて教授を務める。また、リトグラフ、銅版、木版を専門とする版画工房「アトランティス・アート社」を営んでいる。