コノハナサクヤ姫 / 増山麗奈 (絵画)



2008-12-22 (Mon) → 2008-12-27 (Sat)

イベント
2008年12月22日 (月) オープニングパーティ
2008年12月25日 (木) 19:30~ バースデイパフォ★パーティ (増山の誕生日なので)
ゲスト: 白井愛子 (桃色ゲリラ) / 入場料500円

再生新聞紙を漉いた手漉きの和紙“環魂紙”に、山梨のぶどうの剪定枝の木炭で描いた現代の神話の世界。
富士山の守り神であるコノハナサクヤ姫、姉のイワナガヒメなど、日本の古代神話の登場人物を、ゴジラやコルセット、宝石など現代的なモチーフと合わせて描写する。命と自然が繋がっていた古代に思いを馳せ、大地の母や恋する女性の美しさを描く。
自然や人の心、コミュニティを破壊して作られて来た自由経済主義と現代美術のあり方を問い直す自然素材をつかった芸術作品。
環魂紙とは
平安時代には、貴族が送り合ったラブレターを大事にとっておいて、紙すきして再利用してお経を描いたと言われている。その紙の名前が“環魂紙”。
再生紙というと劣化していくイメージが有るが、高度情報化社会によって荒廃する人の魂を浄化させるような、美しいアートを作りたいとの祈りを込めたシリーズ。いのちを殺すのではなく、命を生かして作られるアートを目指している。